2008年11月14日金曜日

超シンプルなブックカバーを自作してみた

前回200冊近い蔵書をカバーはずして披露してしまったため、片付ける際にまたカバーをかける羽目になった。
 最近はAmazon経由なので、もともとカバーなどないものが大半なので別にいいのだが、今まで結構きれいにしていたのと実際紙のカバーでもかけると表紙の保存度が格段によくなる。何よりもエロ小説の背表紙が素で本棚に並んでいるのは他人の目が気になる人はいるだろう。私はならないが(滅殺)
 とはいっても紙製でも市販のカバーを購入するのは面倒なので、OpenOffice.org3.0のDrawを使用してこんなものを作ってみた。

 折り線入り文庫本用カバーデータ(A4印刷)(odg形式 22.1KB)
 折り線入り文庫本用カバーデータ(A4印刷)(PDF形式 6.31KB)
 折り線入り新書サイズ漫画本用カバーデータ(A4印刷)(odg形式 22.1KB)
 折り線入り新書サイズ漫画本用カバーデータ(A4印刷)(PDF形式 6.31KB)

 ※ 「文庫本用」はアップグレードしました

 使い方は簡単。データをそれぞれ対応形式のアプリで開いてA4のコピー用紙に印刷するだけ。
 PDFの場合は、サイズが変わるので印刷時に「ページの拡大/縮小」設定を「なし」にしておく。


 ちなみに、印刷する部分が少ないわりに全体に行き渡っているのでインクジェットでは印刷にやたら時間がかかる。印刷できればよいのでとことん速い設定がオススメ。

 先に好きな絵柄を印刷した紙を乾いてからもう一度セットして線を上書きするという方法もアリ。
 プリンタによっては推奨されていないかもしれないけどフチなしである必要もない。
 画像はできるだけ薄めてからの方が乾燥や見栄えの面からも面倒にならないと思う。

折り方


 印刷した順序には経験的に意味がある。①と②の折り目を作ってからの方が③④の折り目を綺麗につけやすい。
 折り目は常に上にして折るほうがいい。インクジェットの場合やっぱり表紙に触れるのはまずかろう。
 綺麗に折りたい場合は素直に定規を当てよう。
 高さには一応余裕を持って作ってあるが、厚さに関してはどうにもならないのでodgファイルを調整して対応ってことで。

カバーのかけ方

 簡易式……両側を折込むだけ。一番速いが当然落下の危険がある。

 通常式……一般的な方法。両側をカバーでできた袋に差し込む、おなじみの方法。

 保存式……昔、友達がやってた方法。表紙だけをカバーしてからカバーした表紙をかける。もちろん本体部分の両側も左右の袋に差し込むこと。

 保存式の場合は印刷なんかしなくてもカバーに沿って折った方が正確だと思うけどね。

 普通の市販プリンタではA4が最大だと思うので文庫本とコミック単行本サイズ以上は難しいのが残念。理論的にはB6も可能だけどあまり現実的じゃないものができてしまった。
 あとこれはあくまで保管用・大量生産用で、この状態で持って読むのにはあまり向いていない。読むときは外して、それ用のカバーで読んだ方がいいと思う。
 ……というか書店のカバーって偉大だよ。

 参考 ダウンロード書皮……ブックカバー用データいろいろ。

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2008年10月16日木曜日

Firefox 3.1 Beta 1が出たので入れてみたメモ

【復刻】2008年10月16日の記事ですが2012年07月28日現在でもBeta/Aurora/Nightlyをプロファイルを分けて使う方法として使えます。

【推奨】Betaの場合はポータブル版を使用するほうが安全

ダウンロード&インストール


 まずは3.1 Beta 1のインストーラも当然なんだけど、現行で最新のインストーラ(今なら3.0.3)もダウンロードしておく。

 で、当然3.1 Beta 1のインストーラを起動。

 「標準インストール」でもBetaの場合は現行とは別のフォルダに入るのでこのままでOK。
 ただし、最後でFirefoxを起動させてはいけない(既存のプロファイルを読み込んじゃうから)

「今すぐFirefoxを起動」のチェックを外す。
 ※EeePCの場合(CドライブがSSD、DドライブHDD環境でCドライブを有効利用したい場合も有効)
 インストールフォルダはできるだけCドライブでなくDドライブにしておくべき。なので「カスタムインストール」でインストール先を変えておく。

別プロファイルで元プロファイルと同時に起動


 Firefoxでバージョン違いのブラウザを使う上で必須のプロファイル分け。
 3.1 Beta 1でもこれまで同様、firefox -p がプロファイルマネージャのコマンド。これを「ファイル名を指定して実行」で呼び出す。

「ファイル名を指定して実行」(Vistaの場合はメニューの検索バーだったっけ?)

 すると懐かしのプロファイルマネージャが登場するので今回のテスト用プロファイルを作成すべく「新しいプロファイルの作成」

プロファイルマネージャ(黒いのは2→3移行の際のテストプロファイル跡地)

 新しいテスト用プロファイルの名前を決める。

 終わったら、作ったプロファイルを選択して「Firefoxを起動」する。
 ただ、まだ設定は終わっていないのでこのプロファイルで固定しない。

「今後このプロファイルを使用する」のチェックを外す。
 ※ EeePCの場合
 インストールフォルダはDドライブでもプロファイルは通常Cドライブに置かれてしまうので、名前を決める段階で「フォルダを選択」して新しいプロファイルのフォルダはDドライブに設定しておく。もし既存のプロファイルがあった場合は削除&再構築でCドライブを空けることができるかもしれない。
 とりあえず起動だけは確認して閉じる。

別プロファイルで起動してからすること


 3.1 Beta 1用の環境を作る。普通にインストールした場合、デスクトップにショートカットができているはずなので、それを右クリックして「プロパティ」を表示する。

 ※ 作っていない場合は、3.1 Beta 1のメニューやインストール先のfirefox.exeからショートカットを持ってくる。

 プロファイル名を使って、ショートカットのパスに以下のオプションを追加する。
 -p "プロファイル名" -no-remote
 -p "プロファイル名"は指定したプロファイルでの起動、-no-remoteはプロファイルやバージョンが違うFirefoxと同時に起動できるようにするものらしい。

 今回の場合は、-p "Beta3.1Test User" -no-remote を追加する。

既定ブラウザの変更

 ここまでで、Firefox3.1 Beta 1をテストプロファイルで起動させる設定は終了だが、ひとつ問題がある。
 3.1 Beta 1をインストールした段階で、Firefoxは3.1 Beta 1が既定のブラウザになってしまっていること。


メニューを見るとわかる

 この状態からだと通常使っていた3.0.3を起動しようとしても既存のプロファイルで3.1 Beta 1が起動して面倒なことになるので、最初に用意しておいたFirefox3.0.3のインストーラを起動して再インストールする。

再インストール後
 ここまで終わったら、3.0.3からプロファイルマネージャを起動して(ここに来るまでにオフにしたはずなので起動すれば出るはず)本来のプロファイル設定に戻す。

元に戻すの図
 

環境構築後、別プロファイル起動時の注意


 以降、起動はデスクトップに作ったショートカット(とそのコピー)から行う限り、既存の環境に影響を与えることはない(スタートメニューから直接叩くと既存のプロファイルで起動する危険性が残っているが)
 ただ初回起動時に既定のブラウザにするか問われたときは丁重にお断りする。でないとやり直し。


 

2008年10月6日月曜日

「IE Toolbar Buttons 1.0」を使ってみた

 普段、IEなぞWindowsUpdateくらいでしか使わない私だが、IE Toolbar Buttons 1.0というソフトが新着してたので使ってみた。
 要するにInternet Explorerのツールバーに、カスタム化したボタンをつけてカスタム化した仕組みを起動できるツール。
 説明によると、.exeと.vbsに対応するそうで。
 Firefoxでも欲しいんだけどなかなかいいアドオンが見つからないんだよね。手がかりっぽいものはあるから自作しようかなとは思ってるけど。

 準備編

 とりあえず愛用してるサクラエディタを起動するボタンを作成してみる。
 必要なのは、もちろんサクラエディタ本体(sakura.exe)だけどそれとボタン用のアイコン(.ico)が必要。
 サクラエディタのアイコンは本体の中にあるのでツールで吸い出して用意しておく。吸い出しはアイコンエディタとしても定評のあるフリーソフトIcoFXを使用。3つのアイコンが内蔵されていたうちの2つを今回利用する。

20081006172310
今回使う2つ(sakura01.ico sakura02.ico)
本体と同じフォルダに入れてある。

 設定編(アプリ)

 まずはダウンロードしたIETB.zipを適当なところで解凍してIE Toolbar Buttonsを起動。
 ボタン「sakuraで開く」(今思ったけどsakura「を」開くが正しいよな……)を以下のように設定。

SnapShot1006
設定中(Default Visibleはせっかくなのでチェック)

 終わったら「Create」で文字通り、次回IE起動時からIEのツールバーに「sakuraで開く」ボタン完成。

 SnapShot1006_2
「Create」直後
SnapShot1006_3
この後IEを起動するとヘルプボタンの横に「sakuraで開く」ボタンができてる
(こちらの環境はIE7onXP)

 基本的に「Gray Icon」のicoファイルが使われるみたいだけど「Hot Icon」ってどんなときに使うんだろ?

 設定編(フォルダ)

 ダウンロードした画像を入れたフォルダ(今回はマイピクチャ)を一発で開きたくなるときってあるよねーって場合。
 フォルダのアイコンって探すの面倒だったけど検索でここから持ってきました。

image
フォルダとはいえ基本的にフォルダのパスをそのまま入力すればいいらしい。

 20081006175132
一番右にできてる。どこにできるかはちょっと読めないが後で変更可能。

 順番や数を変えたければコマンドバーで右クリック→コマンドバーのカスタマイズ→アイコンの追加と削除で編集ができる。

 削除編

 ボタンの削除は「Installed Buttons」にあるインストール済みのボタンの中からチェックして「Delete」で削除完了。
 次のIE起動時からはボタンは出ない。

image

 設定ファイルなどはないので、IE Toolbar Buttonsを削除したい場合は作ったボタンは先に全部削除しておいた方がいいのかな?と思った。

2008年9月19日金曜日

ネットラジオの視聴を忘れないためにタスク設定してみたメモ

 うわああああああ、今週の「花澤香菜のひとりでできるかな?」を聞くの忘れてたああああああああ!

 一応その時間は更新してたから忘れなければ聞きにいけたのに……。ストリーミングだから後で聞くわけにもいかないし、実況にも参加できない……。

 ……というわけで、Windows内にせっかくある「タスク」機能を使って放送開始時にプレイヤーを立ち上げるメモ。

 ① [コントロールパネル]→[タスク]が目印。

 ② 右クリックで[新規]→[タスク]「新しいタスク」を作成。ついでに適当な名前もつけておく。
 ※ 今回の場合はもちろん「花澤香菜のひとりでできるかな?」

 ③ [タスク]タブは以下のように設定

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 「実行するファイル名」に入れたのは、"C:\Program Files\Windows Media Player\mplayer2.exe" ラジオのストリーミングURL
 文化放送の超!A&G+の場合は認証(簡単なアンケート)が必要なので、その辺は無視して直接再生できるURLを入手しておく。パスとURLの間はとりあえず半角スペース。

 C:\Program Files\Windows Media Playerには2種類のプレイヤーが入っていて、片方がいわゆる最新版のWindows Media Player 11(wmplayer.exe)、もう片方が「メディアプレーヤー」と呼ばれていたころのWindows Media Player 6.4(mplayer2.exe)。わざわざ古い方を選ぶ必要もない(目的のストリーミングが聴ければWMPである必要もない)のだけれども、一応聞けたしWMP11はタスク起動中に実行中だったりすると気になるので、mplayer2.exeのパスを記入。アカウント名はこれを設定しているユーザ名が出ると思うので、「OK」を押した後に要求されるパスワードを入力しておけばOK。
 ここで一旦設定を終わらせて右クリックで[タスクの実行]をテストしてみる。きちんと聞ければ起動日時の設定へ。

 ④ 起動する日時を設定

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 「花澤香菜のひとりでできるかな?」は隔週水曜日の20:00開始であるが、ネット放送には遅延がつきものなので余裕を持って設定。
 普通こういう設定は「毎週」はできても「隔週」は面倒だと思っていたけどかなり柔軟な設定ができる。
 また、「複数のスケジュールを表示する」をチェックすればリピート放送用に複数の設定を1つのタスクファイルに入れておくことも可能。

image 
複数設定の例

 ⑤ 細かい設定画面

image 

 これがたぶん初期状態。気になるのは「再実行がスケジュールされていない場合は、タスクを削除する」だけど、今回は隔週の設定をしてあるのでこのままで大丈夫のはず。

 実行はできても、心配な人はとりあえず3分後あたりに設定して起動するか試してみるべし。
 ちなみにWindowsの機能である以上PCが起動してない時間には当然働かないので注意。今回はこの時間帯はほぼ確実にサイト更新中だから使える技。

 BIOSでタイマー起動→自動ログイン→タスク実行という仕掛けも想像はできるんだけど、そこまでは必要とはしていないので……

 ある機能の可能性を最大限に引き出すのは「必要」だと思う今日このごろなのでした。

2008年8月15日金曜日

2GBのSO-DIMMが手に入ったのでEeePC901-Xのメモリを交換してみた。

s-DSCN2133

 今回購入できたのは以前Dell用のメモリでも買ったCFD販売(Elixir)のメモリ。
 DDR2-800で2GBで、3,980円(PCDEPOTの特売品)
 以前の1GBモジュールは2,580円だったのでまたさらに相場が安くなったことになる。

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 さて開封。裏面の丸印の2本のネジをはずして、真ん中のくぼみからふたを持ち上げる。

s-DSCN2137 s-DSCN2138

 2本のうち右のネジは封印シールがあるのではがす。きれいにはがしたかったのでカッターの刃を隙間に滑り込ませた
 プラ部分の爪は左右1箇所ずつ、下は3箇所あるので手ごたえを確かめながらゆっくり強く持ち上げる。
 意外なことに下の2本のネジは関係なかった。

s-DSCN2139

 開けたところ。左の基盤がSSD(Dドライブ)右上が無線LANモジュールなのはいろんな分解レポ済み。
 で、メモリどこーとなってしまったわけだが、右下のフィルムの下にある。

s-DSCN2140
s-DSCN2143

 できればフィルムを抜きたいところだが、戻す自身がないのでこのまま両側のストッパーを外に開いて1GBのモジュールを取り出し、2GBのSO-DIMMを挿入。この辺は、DELLのSO-DIMM交換と変わらない。
 ちなみに抜いた1GBのモジュールはA-DATAのDDR2-400というものだった、いくらノート用とはいえ……。

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 一応認識した。ただメモリクロックがどれくらいで動いてるのかが今のところ不明。